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2013年12月4日水曜日

プチ・ブラバンソンの子犬の飼い方のポイント


・ブリュッセル・グリフォンとベルジアン・グリフォンの短毛種
 ブリュッセル・グリフォンやベルジアン・グリフォンは、元々はネズミなどの害獣駆除のために作出され、平民に飼われていましたが、上流貴族たちの抱き犬として可愛がられるようになりました。当時の貴族社会では短吻種の犬がブームだったため、ブリュッセル・グリフォン、ベルジアン・グリフォンとパグなどが交配されたことで、生まれた短毛種がプチ・ブラバンソンです。

 現在でも、各国のケネルクラブによって、ブリュッセル・グリフォン、ベルジアン・グリフォン、プチ・ブラバンソンの取扱いは異なり、アメリカやイギリスなどでは、同一犬種のカラーバリエーションとして公認登録していますが、日本のJKCにおいては別犬種として公認登録しています。


・明るく活発で、愛嬌があるが、警戒心が強い
 プチ・ブラバンソンはは明るく陽気な性格で、愛嬌があり、活発で、貴族の抱き犬だったこともあり、飼い主にはとても従順です。

 しかし、見知らぬ人や犬に対しては、警戒心が非常に強く、神経質なところを見せ、吠えかかることがあります。
 こうした問題行動は、子犬のころから人や犬に慣れさせる飼い方をして、社会性を身につけさせることによって、抑えることが出来ます。


・独立心が旺盛で、プライドが高い
 プチ・ブラバンソンは独立心が旺盛でマイペースな性格で、プライドが高く、しつけが難しいところがあります。
 活発な性格なので、子犬のころから遊びを交えながら、しつけをすると効果的です。


・温度管理と体重管理に注意した飼い方を
 プチ・ブラバンソンは短吻種なため、暑さには非常に弱いのですが、短毛種なので、寒さにも弱い犬種です。冬の外出時には洋服を着せてあげるとよいでしょう。
 また、太りやすく肥満になりやすいので、子犬のうちから適正な食事量と運動量に配慮した飼い方を心がけましょう。

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