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2013年12月4日水曜日

プーリーの子犬の飼い方のポイント


・ハンガリー原産、ドレッドヘアーの牧畜犬
 プーリーの祖先は9世紀ごろに、遊牧民のマジャール人によって、ハンガリーのドナウ地域に連れてこられた牧畜犬と考えられています。

 同じくハンガリー原産でひとまわり大きいのコモンドールと一緒に家畜の群れの面倒を見ており、コモンドールは番犬として夜間の警戒にあたり、プーリーが昼間の家畜の面倒を見ていたようです。


・活動的で、独立心が強い
 プーリーは全身防水性のロープ状の被毛で覆われ、顔が見えないような容姿をしていますが、牧畜犬として活躍していたため、とても活動的で、身軽に走り回ります。 自分で判断する力がある一方、独立心が強いため、なるべく子犬のうちから服従訓練のしつけを行う必要があります。


・縄張り意識と防衛本能が強い
 飼い主にはとても忠実ですが、縄張り意識が非常に強く、見知らぬ人や犬に対しては、牧畜犬の本能から、激しく威嚇して追い払おうとします。
 また、飼い主のことを守ろうとするため、怪しいと感じた相手に対しては警戒心を緩めず、時には攻撃をしかけることもあります。

 プーリーは大変賢い犬種なので、子犬のうちから人や犬に対して慣れさせる飼い方をしましょう。また、子犬のときから多くの場所に連れて行き、社会性を培い、経験を積ませることもプーリーのしつけの一貫として必要です。


・飼い主との上下関係をはっきりと!
 プーリーは大変優秀な牧畜犬の素質を持っているので、飼い方次第では家庭犬としても、大変優秀で、飼い主の役に立つ犬になることができます。
 独立心が強く、成犬してからしつけをするのは難しいため、子犬時代の飼い方が一生を左右すると考えて、根気強くしつけに取り組みましょう。
 飼い主がリーダーであることをはっきり理解させる飼い方を心がけましょう。


・皮膚病にならないよう、プロのトリマーによる手入れが必要
 プーリーのロープのような縄状の被毛は、伸び続けるため、家庭でペットとして飼う場合は、カットすることが多いようです。濡れると乾きにくいので、皮膚病にならないよう気をつけましょう。子犬のうちから体を触らせることに慣れさせる飼い方をして、お手入れがしやすいようにしつけましょう。

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