・キツネ狩りの犬
レークランド・テリアは、レークランドと呼ばれるイギリスの湖水地方で、キツネ狩りをしていた犬種です。山岳地帯の岩の間に入り込んでキツネを追える、狭い肩幅と、狩りで長く走り回っても疲れない、長い脚が特徴の小型犬です。
フォックスハウンドが作出されるよりも前に、キツネ狩りをしていたといわれ、数百年の歴史を持つ古い犬種です。
・明るく、飼い主に忠実
レークランド・テリアは明るく、陽気で、ふざけることが大好きな性格で、とてもエネルギッシュです。飼い主に対してはとても忠実ですが、洞察力が鋭く、飼い主の態度を見極めることができるので、一貫性のある態度を取るようにしましょう。
・テリア気質がとても強い
レークランド・テリアはテリア気質が特に強く、気性が激しく、攻撃的な面をもっています。自分より大きな相手に勇猛果敢に挑んでいく、怖いもの知らずなところや、自分から戦いを挑んで行くような負けず嫌いなところがある犬種です。
レークランド・テリアには、子犬のうちに、「吠えない」「噛まない」といったしつけをきちんと教え込む必要があります。
また、散歩中にほかの犬が近づいてきたら、すれ違いをさせず、しっかり「マテ」をさせて、押さえこみ、相手の犬が通り過ぎるのを待ってから、歩きだすくらいのしつけが必要です。子犬のときからの飼い方の積み重ねが、一生を左右するので、厳しくきちんとしつけましょう。
安全な場所で思いっきり走り回らせるなど、しっかり運動させてストレスをためさせない飼い方が、攻撃性を抑えることにつながります。
・気まぐれで飽きっぽいので、短時間のしつけを根気強く続けて
レークランド・テリアは賢い犬種ですが、飽きっぽく気まぐれな性格で、しつけをするのが難しい犬種です。しつけに一貫性がなかったり、長く、しつこかったりすると、すぐにやる気をなくし、簡単に放棄してしまいます。
しつけは、短時間に集中して興味をもてるに工夫し、メリハリをつけながら、根気強く続けましょう。
被毛のお手入れがしやすいように、子犬のうちから体を触らせることに慣れさせる飼い方を心がけましょう。
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