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2013年11月17日日曜日

ジャック・ラッセル・テリアの子犬の飼い方のポイント


・牧師作のキツネ狩り犬!
 1819年イギリスのオックスフォードで、ジョン・ラッセル牧師が趣味のキツネ狩りのため、獲物を追い、巣穴に潜り込んで追い詰め、吠えたてて場所を知らせる、タフでエネルギッシュなキツネ狩りのエキスパート犬を作るべく、入手した白いテリアを改良したのがジャック・ラッセル・テリアのルーツです。

 当時は体高約35cm、体重6.3㎏だったが、オーストラリアでウェルシュ・コーギー・ペンブロークやフォックス・テリアなどと交配し、改良が進み、現在の脚の短い、小型のジャック・ラッセル・テリアになりました。
 現在のJKC理想体高は25~30cmです。


・知能が高いが、テリア気質が強く、悪知恵も…
 ジャック・ラッセル・テリアは大変賢く、学習能力も高いので、かなり高度なトレーニングにも対応できますが、テリア気質が非常に強く、飼い方が難しく、いたずらや激しい破壊行動を繰り返し、飼い主の手に負えなくなってしまうケースも多いです。この犬種を飼う人は子犬のうちから、しっかりとしつけに取り組んでください。


・計り知れないパワーの持ち主
 小柄な体からは想像できないほどの計り知れないパワーを持った犬種です。小型犬と思って、簡単にお散歩を済ませるような飼い方では、まったく運動が足りません。
 かなりの距離を歩かせ、走らせても、満足しないくらいタフなので、体力や時間を使ってジャック・ラッセル・テリアを満足させられるくらい、お散歩や運動をしてあげる飼い方をするべきです。

 訓練性能が高く、身体能力・作業意欲も高いので、才能を生かすべく、アジリティなどの競技に挑戦するのもよいでしょう。


・しつけは子犬のうちから、しっかりと
 テリア気質の攻撃性が強く出て、ほかの犬に強気な態度を示し、喧嘩が勃発してしまうことがあるので、子犬のうちから、なるべく穏やかにしつけましょう。
 猟犬の本能で無駄吠えをしてしまうこともあるので、必要でないときは吠えない、指示でやめるなど、猟犬の性質を理解した上でのしつけ、飼い方が必要です。

 バイクや車、自転車、走っている犬などを追いかけて行ってしまい、事故に遭うことが大変多いです。呼び戻しのしつけは、子犬のうちに必ずしておきましょう。

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子犬のしつけ方・飼い方