・最古の犬種の一つ
ロットワイラーのルーツは古代ローマのコロシアムで戦っていた軍用犬で、イタリアのマスティフ系統と考えられています。家畜の牛を護衛していた犬が、ドイツのロットワイル地方で、土着の犬と自然交配し、改良され、現在のロットワイラーになりました。
・穏やかで、飼い主に忠実な、無敵のガード・ドッグ
ロットワイラーはJKC規定ではオスは50㎏、メスでも42㎏と大変大きく、筋肉質で、強靭な体をしています。
性格は穏やかで優しく、家族に対しては甘えん坊な面を見せますが、ガード・ドッグだったため、警戒心が非常に強く、大事な家族を守るためには、不審な者に対して勇敢に立ち向かいます。
体の小さい子犬のうちから、人や犬に慣れさせる飼い方を心がけ、しっかりと社会性を身につけさせるしつけが必要です。特にオスは、防衛本能が非常に強いので、子犬のときから適切な飼い方をしなければ、自分が不振と思う人や犬に対して激しい攻撃性を向けることがあります。子犬のうちから服従訓練も行いましょう。
・飼い主の命令に従って行動する犬にしつけましょう!
ロットワイラーは優秀なガードドッグであり、人間のために働く犬種です。
学習能力が高く、しつけも軽々とこなしていき、飼い主の指示にも忠実なので、軍用犬や警察犬、盲導犬、災害救助犬などとしても適性があり、世界中で活躍しています。
しつけが入りやすく、飼い主の指示に従って、確実に仕事をするので、子犬のうちに飼い主の指示に従って行動するように、一貫性のあるしつけと、適切な飼い方をしましょう。
・運動量が豊富で、パワフル
ロットワイラーのように、スタミナがあり、非常にパワフルな大型犬の飼い方では、散歩や運動をたっぷりさせてあげることが大事です。
運動をさせることで、肥満防止につながり、頑丈な体格を維持するための足腰の鍛錬につながり、また、ストレスや攻撃性を抑える効果もあります。
ロットワイラーは日本でも殺傷事件が多い犬種です。犬の飼い方に慣れ、きちんとしつけをできる人でなければ飼ってはいけません。子犬時代のしつけが一生を左右するので、必要に応じて調教師やドッグトレーナー、訓練所など専門家に依頼することも検討しましょう。
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