・古代エジプト時代までさかのぼれる、古代犬種。
イタリアン・グレーハウンドは歴史あるとても犬種です。
6000年前の古代エジプトの墓から、よく似た犬のミイラが見つかっており、また、約2000年前(西暦79年)のヴェスヴィオ火山の噴火で滅亡してしまったローマの属国ポンペイの跡からも、イタリアン・グレーハウンドらしき犬の骨が見つかっています。
・温厚で明るく、愛情豊か
明るく陽気で温厚な性格で、飼い主に対しては従順ですが、知らない人や犬に対しては、警戒心を持ちやすく、緊張で震えてしまう臆病なイタリアン・グレーハウンドも見受けられます。
子犬のうちから、人や犬に対して慣れさせ、社会性を身につけさせる飼い方を心がけましょう。成犬になってからのしつけでは、臆病な性質をなかなか直しにくいので、子犬時代の飼い方で免疫をつけてあげることが肝心です。
また、イタリアン・グレーハウンドの多くは、自立心があり、あまり人や犬にかまわれることが好きではないので、その犬の個性を尊重しながら、必要なしつけは根気よく行うようにしましょう。
・小さくてもハウンド犬なので、しつけはしっかりと!
JKC規定では、オスメスともに体高32~38cm、体重は最高5㎏と、体の大きさに対して、細い犬種です。最近ではハウンド(獣猟犬)としてよりも、ドッグレースに出ることが多くなり、より速く走るために、全身を筋肉に覆われた、ガリガリの細いルックスになっています。
小型犬ですが、運動量は膨大なので、しっかり散歩や運動をさせてあげることがこの犬種の飼い方の基本であり、飼い主の条件です。
また、元はハウンド犬なので、行ったら行きっぱなしにならないように、子犬のうちにしっかり呼び戻しのしつけをしておきましょう。
・足が細いため、怪我に気をつけましょう
イタリアン・グレーハウンドの飼い方で気をつけるべき点は、足の怪我です。
足が細いため、ちょっとした高さからのジャンプが、骨折につながることもあります。運動は必要ですが、激しい運動には気をつけるようにしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿