・アメリカン・コッカー・スパニエルの原種
藪の間を潜り抜けて、鳥を飛び立たせたり、獲物を回収したりする猟犬として使われていたランドスパニエルの中でも、小型のものがイングリッシュ・コッカー・スパニエルの祖先です。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、アメリカン・コッカー・スパニエルの原種となった犬ですが、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの方が鼻先が尖っています。
・陽気で、誰にでもフレンドリー
イングリッシュ・コッカ・スパニエルは明るく陽気な性格で、人や犬に対してとてもフレンドリーです。中には、警戒心が強いイングリッシュ・コッカ・スパニエルもいますが、子犬のうちに人や犬に慣れさせ、社会性を身につけさせる飼い方をすれば、誰とでも打ちとける、優しい性格になります。
・運動でエネルギーを発散させる飼い方を
大変スタミナがあり、疲れ知らずで、遊びも大好きなので、毎日たっぷり散歩や運動をさせてあげる飼い方を心がけましょう。
猟犬の習性から、小動物など動くもの見つけると、飼い主の制止を振り切って、追いかけて行ってしまうことがあります。子犬のうちから、しっかりと呼び戻しのしつけをしておきましょう。
・遊び好きですが、飽きっぽいところも…
イングリッシュ・コッカ・スパニエルは遊びが大好きで、活発な犬種です。
人の話をよく聞きとり、理解する賢さを持っている、頭の良い犬種なので、しつけは入りやすいです。しかし、遊び好きで飽きっぽいところがあり、気持ちにムラがあるので、やる気が起きないときには、気が乗らない表情をして、まったくしつけに興味を示さないこともあります。
子犬が楽しいと思える遊びをして、集中力を保っている間に、効果的にしつけをするとよいでしょう。
・定期的な耳の掃除が必要
イングリッシュ・コッカ・スパニエルのように、垂れ耳で耳の病気になりやすい犬の飼い方で大切なのが、耳の掃除です。子犬のときから耳や体を触られることに慣れさせる飼い方を心がけ、おとなしく耳掃除をさせるようにしつけましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿