・水陸両用の回収(リトリーブ)犬として活躍
フラットコーテッド・レトリバーは、イギリスのイングランドが原産です。
小柄なニューファンドランドに、アイリッシュ・セター、ラフ・コリー、ラブラドール・レトリバーなどと交配を繰り返して、ウェイビーコーテッド・レトリバーが誕生しました。さらに、被毛が撥水性の高いストレートになり、名前もフラットコーテッド・レトリバーになりました。撃ち落とされた鳥を水陸ともに回収する作業をしていたので、鳥に歯型がつかないようにそっと咥える、ソフトマウスという技術も習得することが可能である。
・3歳になるまでは、とてもやんちゃ
フラットコーテッド・レトリバーはレトリバー系の犬種の中でも、特にやんちゃです。とても活発で、疲れ知らずな上、3歳までは、頭の中身が子犬のままです。
同年代のほかの犬と比べて、とても幼く、何でも口にくわえて飲みこんでしまい、誰かれかまわず遊ぼうとします。
落ち着きが見られるようになるのは、3歳を過ぎたころからですが、精神年齢は生涯に渡って低く、老犬でも若々しくいられます。
・とても従順な甘えん坊
フラットコーテッド・レトリバーは大型犬ですが、とても甘えん坊で、いつも飼い主のそばにいたいと思っています。家の中で一緒に過ごし、屋外で遊ばせる飼い方が理想です。飼い主には大変従順で、学習能力も高く、攻撃性も低いため、ほかの人や犬とも仲良くできます。
しかしながら、3歳くらいまでは、手に負えないほどのパワーで、遊んだり、イタズラをするので、飼い方に手を焼きます。とにかく子犬のうちから、落ち着かせて、一つ一つしっかりしつけましょう。
たくさん運動させ、遊ばせ、ときどき泳がせてあげるのも、この犬種の飼い方のコツです。
・なんでも口にくわえるので、誤飲に注意!
フラットコーテッド・レトリバーの飼い方では、誤飲に注意が必要です。撃ち落とされた鳥をすばやくリトリーブ(回収)する仕事にしていたため、なんでも口に咥えてしまう傾向があります。さらに食欲も旺盛なため、くわえたものを飲みこんで開腹手術を受けることも多いです。
子犬のうちから、拾い食いをしないように厳しくしつけをすることが大事です。
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